2022年5月8日 / 最終更新日時 : 2022年5月15日 nito-ryu ある日の話 ある日、それぞれの拘り マチルダはいつもテンガロンハットをかぶっている。TPOに関係なく、彼女の頭にはその帽子が堂々と据わっているのだ。アメリカのドラマや映画で、女性がフォーマルドレスにお気に入りのブーツを合わせるシーンを2・3回見たことがある […]
2022年5月1日 / 最終更新日時 : 2022年5月4日 nito-ryu 独り言 5月はお好きなように 新緑が美しい季節。色とりどりの花が咲き乱れる光景も素敵だが、私は葉が緑に染まるこの時期の景趣に惹かれる。フランスのことわざに、『Mars venteux et avril pluvieux font mai gai et […]
2022年4月24日 / 最終更新日時 : 2022年5月4日 nito-ryu 独り言 マルシェの愉しみ 市が立つ日はワクワクする。フランスではいくつものマルシェを巡った。朝から、さあ、今日は何があるかな?とまだ見たことのない食材との出会いに胸が高鳴ったり、雨など降ろうものなら、出店が取りやめになったりしないだろうか?と気も […]
2022年4月17日 / 最終更新日時 : 2023年3月19日 nito-ryu ある日の話 ある日、お札騒動 日本でお札が一新されるのは2024年、20年振りとなるのだそうだ。前回のとき、私はインターンでフランスにいた。母が小包に同封して新札を送ってくれたので(フランスの郵送事情を考えると、結構危ない行為だ……)、日本クラスの講 […]
2022年4月10日 / 最終更新日時 : 2023年7月2日 nito-ryu ある日の話 ある日、VELOの日常 フランスで生活するなら、車を運転できた方がいい。移動手段としてだけでなく日々の買い物まで、フランス人はちょっとした距離でも車を出している。エコに関心がある人でも、住環境による利便性において、車なしの生活は考えられないよう […]
2022年4月3日 / 最終更新日時 : 2022年4月3日 nito-ryu 独り言 音のない拍手 映像では、立ち上がった人々が両手を左右にヒラヒラさせていた。ウィル・スミスの行動が物議を醸した今年のアカデミー賞。『ドライブ・マイ・カー』が国際長編映画賞を受賞したにも関わらず、彼に関するニュースを見聞きする方が多い。作 […]
2022年3月26日 / 最終更新日時 : 2022年3月27日 nito-ryu 独り言 今週末の過ごし方~ちょこっとウサギ繋がり~ 久し振りのフレンチ・カフェは賑わっていた。駅から徒歩10分ほど、お店のロゴの看板が目印だ。紅白のギンガムチェックのテーブルクロスを掛けたテラス席の横には、鉢植えのオリーブなどが置かれている。木造りの側壁は滑らかな曲線でく […]
2022年3月20日 / 最終更新日時 : 2022年3月26日 nito-ryu ある日の話 ある日、ムッシューGのダメ出し 私は憤慨していた。校長のムッシュー・Gからの思わぬダメ出し。この気持ち、どうすればいいの~! 私が校長から理不尽な要求を突きつけられる数週間ほど前。モロッコ行き修学旅行の話が降ってわいてきた。プレコス(飛び級してきた生徒 […]
2022年3月13日 / 最終更新日時 : 2022年3月20日 nito-ryu 独り言 Une priere~震災と戦争への祈り~ 東日本大震災から11年。震災当日、私は営業で客先に出向いていた。16階の会議室に一人でいたときで、確かドン!と縦の振動が起きたのち、激しい横揺れが始まった。その会議室は豪華客船の救命ボートのように建物から突き出して設置さ […]
2022年3月6日 / 最終更新日時 : 2023年7月2日 nito-ryu ある日の話 ある日、混じり合う街で 『フランス第二の都市』の称号ではリヨンと双翼を担うマルセイユ。人や店の多くが洗練された雰囲気を持ち、整った街並みのパリやリヨンとは異なり、マルセイユはどんなものでも溶け込めるような包容力を感じる。人口がフランス第二位なの […]