この切手がステキ!~バレンタイン~

いつの頃からかは忘れたけれど、かなり幼少のときから切手が好きだった。幼稚園児のときに兄と連れ立って切手屋さんに出向いたことがあるくらいだから(その際、不審者に尾行され怖い思いをしたため、強烈に覚えている)、物心ついたときには既にハマっていたと思われる。
様々な記念切手が毎月発売されているので、私は海外の友人たちに時折それらを貼った手紙を送っている。日本の切手は人気らしく、ある友人からは「切手のところだけざっくり切り取られた封筒で手紙が届いた」という報告を受けたこともあった。詳しくはないが、消印の押され方によって価値が上がる場合があるそうだ。確かに、海外の切手市や蚤の市では、スタンプの押された切手が貼ってある封筒が売られているのをよく見かけた。
海外旅行で時間があるとき、私はその国の郵便局やタバコ屋さん、そして切手屋さんを覘くようにしている。童話の挿絵のように可愛らしいものや、シートにもこだわった作りのものがあって、眺めているだけで小一時間などすぐに過ぎてしまう。気に入ったものを全部購入できればいいのだが、懐具合を考えるとそこまで余裕はない。1枚単位で買えばさほど大きな出費にはならないのだが、シートに惹かれてしまうと、軽く予算オーバーになってしまう。
1年を通してフランスに滞在していたときは、毎月葛藤の連続だった。
シートのデザインがステキ過ぎる!!!
こりゃ、切手を使用するためじゃなくて観賞用だよね?などと思ってしまう。そして思惑通りにシートで購入してしまう。切手部分だけでも充分存在感があるので、そういう切手が貼られた手紙を受け取ったら、封を切る前からちょっとワクワクすると思う。だが、シートで見てしまうと、やっぱりシートと一体じゃなきゃねぇという気持ちになってしまうのだ。
というわけで、どんなものなのか、その切手の一部をご紹介しようと思う。
時期が近いということで、今回はバレンタインの記念切手を。毎年この記念切手だけを集めているコレクターもいるそう。

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