値段を確認したのに~

コンビニスイーツが注目されるようになったのは、スプーンで食べるロールケーキが発売された頃からだっただろうか?各社がオリジナル商品を生み出したり、一流パティシエとコラボしたりして、クオリティの高いスイーツが手軽に購入できるようになった。

15年ほど前に会社の同僚から、コンビニにおいて新商品は火曜日に発売されると聞いた。ちょうどその頃、先述のロールケーキがブームになっていたので、私は火曜日の会社帰りにふらっとコンビニへ立ち寄る機会が増えた。
ロールケーキはちょっとお高めだな、という感覚だったけれど、最近では専門店並みに値段が設定されている商品もあり、気軽にホイホイとカゴへ入れられなくなってきた。
一流パティシエとのコラボでは、アントルメサイズのケーキが400円台に突入したか、と思っていたら、トシ・ヨロイヅカコラボが500円超え、ゴディバコラボが1,000円超えなど、思い切った値段設定の商品も発売されるようになった。専門店とコンビニのスイーツを使い分けるとしたら、私の場合は専門店=ちょっと特別なとき(誰かに差し上げるとか、記念日に一緒に食すとか、チョコかモンブランの期間限定商品が発売されたとか)、コンビニ=日々の自分用となる。こういった値段設定のコラボ商品が頻繁に発売されるようになったら、私は日常的な口福感がなくなって侘しくなる、もしくはとことん自分を甘やかしてしまって自己嫌悪に陥るかのどちらかだろう。
一方、クリスマス時期に発売されたパティシエコラボのホールケーキも4,000~5,000円台と、コンビニとしてはお高めの設定だったが、この時期の一流パティシエのホールケーキは更に高額なので、購買意欲をそそられた(さすがに1人で食べようとは思わなかったけれど)。

私は99.9%スイーツ目当てでコンビニを利用しているため、そのほかの商品(おにぎりとかお弁当とか)の値段設定がイマイチ分かっていない。また、このスイーツを買おうと思ったときはそれ単体しか見えていないので、購入したスイーツに不随する作業があっても気付かない(知らない)場合がある。そんなだから、昨年はゴディバのフラッペにミルクを注がないまま、お店を後にしてしまったのだ。
今年は猿田彦コーヒーコラボのアイスクリームを購入するため、コンビニへ向かった。昨年もこのコラボで発売されていて、買いたいと思って4店舗回ったのだが、どこにも売っていなかった。今年は買えるといいなと思っていたら、1店舗目で見つけ、手に入れることができた。やった、買えたぞ!という思いから、気が緩んでしまったのかも知れない。

別のコンビニで高級そうな抹茶アイスを見かけ、これも限定かな、買ってみようかな?という気になった。値段を確認したところ、アイスボックスの端に貼られている値札に168円と記載されていた。おや、意外と良心的なお値段なんだな、ハーゲンダッツより安いじゃないかなどと考えながらカゴへ入れ、精算を済ませた。
高級そうだと思ったけれど、パッケージだけでは分からないものだなぁと心の中で呟いていた私は、帰宅後レシートを見て、思わず叫んだ。
「568円?!」
ひょっとして、打ち間違えられた?
最初はそう思った。でも、印字されている商品名は購入したものと同じだったし、バーコードで読み取ったのだから、間違いではないのだろう。
すぐさまWebで値段を調べてみたところ、本当の本当に568円だった。しかも税抜き。税込みだと600円超えということになる。
カップアイスでこのお値段とは!ゴディバよりお高い!!値段を見間違えていなかったら、絶対購入していなかっただろう。
そもそも、私はなぜ値段を見間違えたの?1と5だよ?!
精算時に気付きそうなものだが、公共料金の支払いもあって合算したため、アイス単体の値段の違いが分からなかった。トホホ……。
昨年は不随作業に気付かず、今年は値段を見間違えた。
すべて自分のせいなのだけれど、だからこそやりきれなくて凹む。
どうしてこうも、やらかしてしまうのだろう~!

今年は昨年より暑さが厳しいから、アイスの出番が多くなる予定だったのだけれど。
そして、限定アイスを購入する予定だったのだけれど!
しばらくは豆乳ヨーグルトでアイスを作り置きしておくしかないかな?!

<自己流豆乳チョコアイスの作り方>
★材料
1. 豆乳ヨーグルト:200グラム
2.アガベシロップ:大さじ2~3(好みで調整)
3.ブラックチョコ:量は板チョコ半枚分くらい

★工程
・3を細かく砕く
・1に2と細かく砕いた3を加え、よく混ぜる
・冷凍できる容器に入れて半日~1日冷凍庫で冷やす

※ステンレス容器で冷やすと早く出来上がる
 (私はズボラなので、ヨーグルトパックのまま混ぜて冷やしています)
※マッシュバナナを加えると濃厚になり、豆っぽさが緩和される

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