9月の吉祥寺、10月の杉並、11月の中野

このサイトで何回か取り上げたことのあるカフェにて。
オーナー夫人であるナタリーさんのお母様、マダム・ミミが来日されていた。毎年数週間滞在されていて、私もここ数年お目にかかれている。
店舗名になっているマダムは、笑顔も行動もチャーミング。投げ銭ライブでは開始早々から踊りたくてウズウズしているような素振りを見せ始め、毎回必ずダンスを披露している。ホールサービスにも積極的で、フードやドリンクを運んでくれる(周囲はどうぞ座っていてください、と思っているのだけれど)。ファッションはカジュアルからシックまでお手のもので、昨年はウィリアム・モリスの帽子を小粋にかぶっていたし、今年はアクセサリーまでホワイト&ブラックで統一したエレガントなスタイルだった。

カフェ・ミミの投げ銭ライブ演奏者である『COZY CARAVAN』は、10月12~13日の2日間、杉並区立勤労福祉会館・西荻地域区民センターにて、フェスティバル・ジャンゴラインハルトインジャパンに出演予定。フランスでは6・7月に開催されるイベントを日本でも。ちなみに、COZY CARAVANは毎月第三日曜日に西荻窪のフレンチビストロ『ラ・プルミエプゥッス』でも投げ銭ライブを行っている。こちらには、カフェ・ミミのオーナーである大島さんも出演されている。

昨夜は投げ銭ライブのあと、テレビでローソンのスイーツジャッジを視聴。審査員に吉田守秀シェフが参戦していた。私は彼が静岡で開業していた『パティスリー・ナチュレナチュール』のことや、テレビチャンピオンで連続優勝していることを知らなかった。一方、サロン・デュ・ショコラでの受賞や、フランスのテレビ局・M6の番組「Le Meilleur Patissier:Les Professionnels」(プロのパティシエの中で最優秀者を決めるコンクール)で2年連続優勝したときにお名前を耳にしていた。そのため、私の中では日本よりフランスで有名なパティシエという印象があった。
吉田シェフが渋谷スクランブルスクエアに『mori yoshida』をオープンさせたとき、並ぶのはいいけれど混雑が苦手な私は、少しは落ち着いているかしらと、10か月後に店舗へ足を運んだ。2020年の9月半ば、ちょうど今頃の時期である。午前中だったが、ショーケースはモンブラン一択になっていて、並ばずにすんなりと購入できた。あれ、確か他のガトーやコンフィチュールなども販売していると聞いたような?とは思ったが、その時はモンブランを買い回りしていたので、予想外の時短となったのは有難かった。ショコラスイーツはまた今度、とのんびり構えていたら、知らない間に閉店していた。そんなわけで、吉田シェフのチョコレート菓子を、私はまだ食べたことがないのである。
その『mori yoshida』が、今年の11月、中野にオープンするらしい。たまたまかも知れないが、前回の渋谷店開業も11月だった。中野店が予定通りの時期に営業を開始したとして、私の行動パターンからすると、開店時間の2時間前くらいから並んでおくか、来年9月頃に出向くことになる?!
オープン後しばらくは様子見かな~(でもすぐ拝見&実食してみたいな~)。

※上写真の栗粉のモンブランを、ジャッジが放映される前に食べた私。下部のクリームとスポンジには栗が使用されておらず、クリームが結構たっぷりとしていたため、‟栗堪能”というネーミングはどうなの?と思い、不合格になるんじゃないかと予想していた。結果は、満場一致合格。栗粉は和栗100%で、和栗本来の味を低価格で楽しめるというところが評価されたようだ。量じゃないってことですね。質ですね。自分のジャッジが恥ずかしい……!

以上、今秋の私的イベント情報でした。

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