フランス手話でご挨拶・また番外編~デフリンピックの研修始まる~

以前、このサイト内の『フランス手話でご挨拶・番外編~東京デフリンピック~』で触れたように、今年開催される東京デフリンピックのボランティアに応募した。その結果を書いていなかったので、今更ながらご報告を。当選していました!

組織委員会から結果のご連絡をいただき、3か月ほどが経過した6月末、研修が始まった。本日(7月最初の週末)までに、大会概要だとかボランティアの心構え・活動の基本などがオンラインで公開され、デフリンピック開催前の10月末までに受講必須となっている。私はそれぞれ公開日に視聴した。
ボランティア当選後、研修が始まるまで数か月の期間が空くことは、組織委員会から事前に知らされていた。私は研修前に少しでも手話を勉強しておこうと思い、日本語手話と国際手話、そして復習がてらフランス語手話にも取り組むことにした。


※私が取り組んでいる内容は、noteで『日・仏・国際手話でご挨拶』シリーズとして発信しています。
<今までの発信内容>
日・仏・国際手話でご挨拶(自己紹介)
日・仏・国際手話でご挨拶(ありがとう)
日・仏・国際手話でご挨拶(お誘いとその返答)
日・仏・国際手話でご挨拶(いつ?)
日・仏・国際手話でご挨拶(デフリンピックは今年の11/15です)
日・仏・国際手話でご挨拶(試合会場はどこですか?)
日・仏・国際手話でご挨拶(一緒にいるのは誰ですか?)
日・仏・国際手話でご挨拶(何と言ったのですか?)


研修の映像は、画面に表示される項目(文字)を音声と手話で説明する構成になっている。独学の成果で、何かしらの手話会話が理解できるかしら、と思った私は、無謀にも画面の文字を見ないで通訳者の方の手話を見てみたのだが、さっぱり理解できず。私に理解できたのは、‟デフリンピック”という単語と、あれは日にちを表しているんだろうな、という手話のみ。今までフランス語手話をちょこっとかじった程度だったうえ、ニコにはゆっくりとした動作で手話会話してもらっていたから、日本語のハイスピード手話(初心者にはそう感じる)には、頭で単語を理解するどころか、手指の動きを目で追うことすらかなわなかった。独学の成果、などと思い上がった自分が恥ずかしい。
こんな体たらくでボランティアできるかしら?と、自信喪失気味である。

ボランティア日数と担当地域については、仮のシフトが組まれ、対応可能かどうかアンケートに回答するようになっていた。応募の際、3日以上シフトに入れることが条件になっていたが、私のシフトは2日だった。どうやら、応募条件に関わらず、ボランティアや手話の経験によってシフト日数が異なるようだ。妥当な線だと理解しつつ、発揮できる能力値が低いと見込まれているのだろうな、とまたしてもネガティブな考えが頭をよぎる。
ボランティアに携わる喜びとか選手たちの活躍を期待する気持ちより、今の自分の不甲斐なさが感情の大半を占めてしまっているけれど、大会が始まる11月まで、少しでもできることを増やしていきたい。
ボランティア日数や担当地域など、現時点では仮決定の段階なので、今後変わる可能性もあるものの、2日間頑張ります!とモチベーションを高めているところだ。

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