この切手がステキ!~公園・庭園~
バラの香りが漂う季節になってきた。昨日訪れたカフェ(『今週末の過ごし方~ちょこっとウサギ繋がり』でのmimiさん)でも数種類が蕾を開き、訪れる人々を華やかに出迎えていた。
フランスでバラの村として有名なジェルブロワ(Gerberoy)でも、今頃から咲き始め、来月には見ごろを迎えるだろう。小さな村に国内外から観光客が押し寄せる季節、私も一度はこの時期に足を運んでみたいと思っている。
寒暖の差が穏やかになり、散歩日和りが続くと、公園でもブラブラしようかな、という気分になる。フランスにいた頃、各地域の公園や庭園を散策したが、そういった公共の場にはたいてい数種類の植物が植えられ、バラに限らずさまざまな花や樹々を堪能できた。犬のお散歩もOKの公園(フランスでは禁止となっているところが多い)から、入園料を支払う庭園まで、老若男女が植物を眺めたり、ベンチで長時間、春の陽射しを享受していた。誰しもが心躍る季節なのだ。
フランスでは、古い遺跡を公園や庭園として開放し、憩いの場として愛されている公共施設もある。日本だと、劣化や破損からの“保存”を重視し、日常的に触れるのは難しいことが多いのではないだろうか。ヨーロッパでは“共存”に重きを置きているように思う。時代を経てもなお人々の生活の一部となり、日々触れることができる。
フランス人が愛する公園や庭園は切手のデザインにもなっていて、フレームも独創的。これ、使用目的で売り出してないでしょう?!切手の部分より、フレームが大きい!!