特別なテリーヌ、ふたたび

昨年に続き、特別なテリーヌが当たった。
前回の当選については、このサイト内『ショコラホリック、玉と引き換えにテリーヌが当たる』で紹介しているが、今回は引き換えになったものはない(はず)。
昨年はダーク&ミルクとホワイトの2本セットだった特別なテリーヌが、今年はダーク&ミルクか贅沢チーズどちらか1本を選択するようになっていた。ショコラホリックとしては本数が減ったのは残念であるものの、1本でもかなり太っ腹だし、カカオ価格の高騰(こちらもサイト内『カカオへの取り組み』で紹介しています)を考慮すれば、企業努力に頭が下がる。
というわけで、今回はまだ食したことのないチーズを選択した。

ちなみに、特別なテリーヌはオンラインショップで販売している。私はそのことを昨年当選するまで知らず、キャンペーンのためだけに作られている商品だと勘違いしていた。
また、キャンペーン商品以外の種類も販売されていて、マロングラッセ&ラムレーズンや、厚岸蒸留所のウイスキーを使用したYOIYOなどがある。どれも好みのフレーバーだったので、昨年はマロングラッセ&ラムレーズンを、今年はYOIYOを購入した。
今回は、贅沢チーズとマロングラッセ&ラムレーズンを実食した感想をお伝えしたい。
※YOIYOはまだ手元に届いていないので、改めてこのサイトかnoteでご報告できたらと思います。

テリーヌの食べ方として、企業のホームページでは、冷凍のまま・冷蔵庫で解凍・冷凍のまま焼く、の3つの方法が載っていた。私の元に届いた商品パッケージには、‟冷蔵庫で4~5時間解凍”と記載されていたので、おそらく、それが一番勧めたい方法なのではないかと想像した。でも私はその時間を待ちきれず、どちらのフレーバーも冷蔵庫に移してすぐ、がっついてしまった。また、企業の社員さんは1.5cm幅を勧めていたが、私は2~2.5cm幅にカットしていただいた。というわけで、解凍時間が短めで大きめにカットした場合の感想、ということをお含みおきいただければと思う。
チーズは、クリームチーズとエメンタールチーズが練り込まれているようだ。贅沢と銘打つだけあって、かなりどっしりとした食感で、ねっとりとした口当たり。しっかり焼かれたチーズケーキといった味わいだった。マルサラワインが加えられているようだが、チーズ香が勝っていて、私の場合、匂いでは分からず、噛みしめたときにほんのりと舌にアルコールを感じた、といった程度だった。カルダモンも入っているようだけれど、それも分からず……。こちらの商品はお酒とも相性が良さそうで、白ワインか、軽めの赤ワインにも合いそうだ。

マロンは袋を開けた途端、芳醇な洋酒の香りがぶわっと弾けるように広がった。今まで洋酒の入ったスイーツをまあまあいただいてきたけれど、その中でも1・2を争うくらい、アロマ高い。洋風の栗きんとんかと思うほどホクホクした食感だが、口のなかの水分をさほど持っていかれることのない滑らかな口当たりなので、これはテリーヌだった、と改めて認識する。お茶席で主菓子として振舞われても良さそうな一品なので、和菓子党の方にも喜ばれそう。お酒よりもコーヒーやお抹茶と一緒にいただきたくなる。食後数分は鼻腔内にまったりと栗や洋酒の香りが残る、満足感のある商品だ。

私のスイーツ選択肢は、チョコとマロン全般・ベイクドチーズ系・洋酒テイストのもので9割を占めるので、これらのテリーヌはすべて嗜好にど直球。ダーク&ミルクやホワイトも含め、どれもオススメしたい。


キャンペーン応募のための対象商品を、昨年は40箱以上、今年はそれより若干抑えて体内に取り込んできた私。糖質過多による健康への影響を危惧するくらいなら、いい加減節制すればいいだろうと思いつつ、カカオを少しでも盛り立てていきたいので(と自分に言い訳して)、来年もキャンペーン&テリーヌ商品販売の継続を切に希望している。

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